矯正治療

宮下歯科室 矯正治療

歯並びや噛み合わせをキレイに整えたり、きちんと噛み合うようにするための診療を「矯正歯科」と呼びます。
矯正治療では、装置を用いて歯や顎の骨をゆっくりと動かし、悪い歯並びや噛み合わせを整えていきます。

矯正治療には、主に次のようなメリットがあります。

  • ・歯並びを治すことで噛み合わせや咀嚼機能が改善され、健康面で向上します。
  • ・キレイな歯並びはブラッシングがしやすく、予防面においてもメリットがあります。
  • ・ご自身の歯並びにコンプレックスを感じていた方も、自分の口元に自信を持てるようになり、精神面で向上します。

当院では綿密な診査・診断を行い、患者様1人ひとりに合った最適な矯正プランをご提案することで、すべての患者様が自信を持って毎日の生活をお過ごしいただけるようサポートさせていただきます。

当院で取り扱う矯正治療法

一般矯正治療(ブラケットフリー・オーソドンティクス)

宮下歯科室 ブラケットフリー

一般的な矯正治療で使用するもっともオーソドックスな矯正装置が「メタルブラケット」です。ブラケットを用いた矯正治療は治療効果の安定性や歴史の長い実績がありますが、同時にブラケットの異物感や痛み、磨き難さから虫歯や歯周病が懸念されてきました。
しかし、当院ではブラケット矯正の、ブラケットを用いない最新の治療法「ブラケットフリー・オーソドンティクス」を採用しています。従来のブラケットのような厚みがなく、治療効果を維持したまま異物感が大幅に改善されます。また、矯正装置をつけたまましっかりと歯を磨けるため、虫歯や歯周病のリスクも軽減することが可能です。

宮下歯科室では、一般的に手術・入院が必要となる症例においても入院する必要はありません

重度の出っ歯や受け口、ガミースマイル(歯茎が見える人)、顔が曲がっているなど、骨格的な問題のある患者さまにおいては、矯正治療と併用して手術が必要となる場合があります。
手術を併用することで劇的な治療効果が期待できますが、大人の方では通常2〜3週間の入院が必要となります。
ただし、宮下歯科室では、骨格的問題を抱えている患者様に対しても、できる限り外科手術をしない矯正治療を行っております。他院で外科手術が必要と診断された方も、ぜひ一度当院までご相談ください。

部分矯正(MTM)

部分矯正とは、1本~数本の歯並びだけを整えたいという方に対して、部分的に傾いた歯を正常に治す治療法です。治療期間が短く、他の矯正治療よりも安価です。

マウスピース矯正

マウスピース矯正では、取り外し可能なマウスピース型の装置を使って歯を動かしていきます。透明な装置を使用するため、周囲に気付かれにくく、食事の際には取り外すこともできます。ただし、お口の状態によっては適用できない場合もあります。

矯正治療は大人と子どもでどう違うの?

「矯正治療は子どもがするもの」というイメージを持っている方は多くいらっしゃいます。
子どもは成長過程にあるため、成長する力を利用してスムーズに歯を動かし、顎骨を望ましい形に導きくことができます。そのため、抜歯が不要なケースも多くあります。
一方、大人の場合は骨が硬く、歯も動きにくい特徴があります。そのため、抜歯の可能性が高まり、子どもと比べて治療期間も長くなります。ただし、装置を正しく使用すれば、矯正治療によって大人の方でも十分な効果を期待することは可能です。
大人も子どもも矯正治療で口元に自信を持ちましょう!

宮下歯科室では、正しい呼吸法の習得もサポートしています

宮下歯科室 呼吸法の指導

「歯並びや噛み合わせが悪ければ、矯正治療で解決する」と考える方は多くいらっしゃいます。
しかし、実は矯正治療を行うことと同じくらい「口呼吸を改善する」ことも、悪い歯並びや噛み合わせを治すうえで重要なのです。

正しく鼻で呼吸できるようになれば、矯正治療をスムーズに進めることができることに加えて、肩こりや顎関節症、慢性的な疲労など、全身の不調も改善できる場合があります。
当院では、口呼吸をなかなか改善することができない患者様に対して、正しい呼吸法を習得するためのコツなどについてもご指導させていただきます。

当院での矯正治療の流れ

1.ご相談

まずは、気になる歯並びについてお話しをお聞かせください。


2.検査

患者様の(もしくは患者様のお子様の)歯並びや顎関節の状態を検査します。


3.診断

検査後、おおまかな治療計画を立て、治療費をお見積もりします。
ご家族間でしっかり話し合っていただき、治療を受けるかどうかをご判断いただきます。


4.治療開始

治療を受けられる場合、当院にて矯正装置を取り付け、治療を開始します。
治療内容は、顎の成長があるお子様と成長を終えた大人の方とで異なります。


5.メンテナンス

矯正装置は1ヶ月に1度の頻度で調整を行います。治療時間は1回あたり30分ほど見ていただきます。
治療期間については、治療内容や難易度によって大きく異なります。一般的な目安としては、2~3年ほどとお考えください。


6.保定・経過観察

矯正期間が終われば、舌の癖や態癖(頬杖、片側咬み、姿勢などの癖)の影響で歯の位置が元に戻ることを防ぐため、一定期間リテーナーと呼ばれる保定装置を装着いただきます。